留学や出願の要件を見ていると、IELTSとTOEFLのどちらのスコアで出せばよいか迷うことがあります。この記事では、IELTSとTOEFLの換算の目安、試験の違い、どちらを選ぶかの考え方を整理します。
IELTSとTOEFLの換算表(目安)
一般に参照されている対応関係の目安は次のとおりです。
| IELTS(バンド) | TOEFL iBT(目安) |
|---|---|
| 8.0 | 110〜114 |
| 7.5 | 102〜109 |
| 7.0 | 94〜101 |
| 6.5 | 79〜93 |
| 6.0 | 60〜78 |
| 5.5 | 46〜59 |
| 5.0 | 35〜45 |
この換算はあくまで統計的な目安であり、公式に「同じ英語力」を保証するものではありません。出願で使う場合は、志望校が指定する要件スコアをそのまま満たすのが原則です。
IELTSとTOEFLの換算より大事な試験の違い
数字の換算だけでは見えない違いがあります。
- 解答形式:IELTSは筆記(ペーパー版)または PC版、スピーキングは対面の面接官。TOEFL iBTは全てPCで、スピーキングもマイク録音
- 英語の傾向:IELTSはイギリス英語寄り、TOEFLはアメリカ英語寄りの傾向
- スコアの刻み:IELTSは0.5刻みのバンド、TOEFLは0〜120点の合計点
- 問題の相性:手書きが得意か、タイピングが得意かで体感難易度が変わります
同じ実力でも、形式の相性でスコアに差が出ることは珍しくありません。
IELTSとTOEFLの換算で迷ったときの選び方
1. 提出先がどちらを受け付けているかを最初に確認する(片方しか認めない場合があります) 2. 両方使えるなら、過去問を1回分ずつ解いて相性の良いほうを選ぶ 3. スピーキングが対面のほうが話しやすい人はIELTS、機械相手が気楽な人はTOEFLを検討 4. 受験地・日程の選択肢も比較する(地域により実施頻度が異なります)
FAQ|IELTSとTOEFLの換算
Q1. 換算表のスコアを出願に使えますか? 原則使えません。出願要件が「IELTS 6.5」なら、IELTSでそのスコアを取る必要があります。換算表は学習目標を立てるときの参考として使ってください。
Q2. どちらが簡単ですか? 一律にどちらが簡単とは言えません。形式の相性による個人差が大きいため、実際に過去問を解いて判断するのが確実です。
Q3. TOEIC のスコアからも換算できますか? 測定している技能の範囲が異なるため、直接の公式換算はありません。4技能試験どうし(IELTS・TOEFL)の比較よりも参考程度に考えてください。
※換算の目安・試験形式は変更される場合があります。最新の情報は各試験の公式サイトでご確認ください。(本記事の情報は2026-09-04時点のものです)