IELTSでスコア5.5を取った場合、TOEICだとどのくらいのレベルに相当するのか気になる人は多いです。この記事では、IELTSとTOEICを比較するときの考え方と、換算表を使うときの注意点を整理します。
IELTSとTOEICは測っている力が違う
結論から言うと、IELTSとTOEICは測定している技能の範囲が異なるため、単純な点数の変換はできません。IELTSはリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を測る試験である一方、TOEIC(L&R)はリスニングとリーディングの2技能のみを測る試験です。
| 試験 | 測る技能 | スコアの出し方 |
|---|---|---|
| IELTS | 4技能(L/R/W/S) | 各技能0.0〜9.0のバンドスコア+総合スコア |
| TOEIC L&R | 2技能(L/R) | 合計10〜990点 |
| TOEIC S&W | 2技能(S/W) | それぞれ0〜200点 |
CEFRを介した比較のしかた
IELTSとTOEICを直接比べる公式な換算表は存在しませんが、どちらの試験もCEFR(外国語の熟達度を示す国際的な基準)と対照させたデータが公表されている場合があります。IELTS5.5がCEFRのどのレベルに近いか、TOEICの点数がCEFRのどのレベルに近いかを別々に確認することで、大まかな立ち位置をつかむことができます。
- IELTSの各バンドスコアとCEFRの対応:試験団体の公式資料で確認できます。
- TOEICの点数帯とCEFRの対応:ETSやTOEIC公式サイトの資料で確認できます。
- どちらも年度によって見直しが入ることがあるため、必ず最新の一次資料を確認しましょう。
換算表を使うときの注意点
- 技能の範囲が違う:TOEIC L&Rにはスピーキング・ライティングの評価が含まれていません。IELTSのスコアだけを見てTOEICの点数を決めつけるのは避けましょう。
- 出願先の指定を優先する:大学や企業が求めるスコアは試験ごとに個別に指定されていることが多く、換算した推測値では代用できない場合があります。
- 公式の換算表を使う:民間のブログなどに出ている換算表は根拠が不明なものもあるため、進学や就職で使う場合は必ず出願先や試験団体の公式情報を確認しましょう。
どちらの試験を受けるべきか迷ったときの考え方
進学先や就職先が指定している試験がある場合は、その試験を優先して受けるのが確実です。特に指定がない場合は、スピーキング・ライティングも含めて自分の英語力を証明したいならIELTS、短期間で対策しやすいリーディング・リスニング中心の力を示したいならTOEICというように、証明したい力に合わせて選ぶ方法もあります。
IELTSとTOEICの換算に関するFAQ
Q1. IELTS5.5はTOEICで何点くらいと言われている? A. 公式な直接換算表は存在しないため、具体的な点数をこの記事で断定することはできません。必要な場合は出願先の指定や公式の対照資料をご確認ください。
Q2. TOEICが高得点ならIELTSも高得点になる? A. 測っている技能が異なるため、必ずしも比例するとは限りません。特にスピーキング・ライティングの経験が少ない場合、IELTSでは苦戦することがあります。
Q3. 出願先がIELTSかTOEICか指定していない場合は? A. どちらの試験がより自分の強みを証明できるかで選ぶとよいでしょう。迷う場合は学校や企業の担当窓口に確認するのが確実です。
※最新の情報は公式サイトでご確認ください。(本記事の情報は2026-09-17時点のものです)