英語の手紙やメールの書き出しといえば Dear ですが、「誰にでも使っていいのか」「名前はどこまで書くのか」など、細かいルールは意外と知られていません。この記事では、手紙の英語の Dear の使い方を、基本ルール・相手別の例・Dear以外の選択肢の順で解説します。
手紙の英語「Dear」の基本ルール
Dear は「親愛なる」と訳されますが、実際には日本語の「〜様」「〜さんへ」に近い、書き出しの定型です。恋愛感情とは関係なく、ビジネスでも普通に使います。
| 書き方 | 使う相手 |
|---|---|
| Dear Mr. Smith, | 男性・フォーマル(姓に敬称) |
| Dear Ms. Smith, | 女性・フォーマル(姓に敬称) |
| Dear Emily, | 親しい相手(ファーストネーム) |
| Dear Dr. Brown, | 医師・博士 |
| Dear Sir or Madam, | 担当者名が不明のとき(かなり堅い) |
Dear のあとはカンマ(,)で区切り、1行空けて本文に入るのが一般的です。ビジネスの堅い手紙ではコロン(:)を使う様式もあります(主にアメリカ)。
手紙の英語「Dear」の相手別の使い分け
- 友達へ:Dear Emily, / もっとカジュアルなら Hi Emily, や Hey Emily, でも構いません
- 先生・目上の人へ:Dear Mr. Tanaka, のように敬称+姓。ファーストネームは相手から許可があってから
- 会社・部署へ:Dear Sales Team, (営業チームの皆様)のように部署名も使えます
- 複数人へ:Dear all, (皆様)は社内メールでよく使われます
- 家族・恋人へ:Dear Mom, / My dearest Emily, のように dearest を使うと愛情が強まります
手紙の英語で「Dear」以外の書き出し
Dear が堅く感じられる場面では、次の選択肢があります。
1. Hi / Hello +名前:メールやカジュアルな手紙の定番(Hi John,) 2. Hey +名前:かなりくだけた言い方。親しい友人限定 3. To +名前:メッセージカードやプレゼントの添え書きで使う「〜へ」 4. To whom it may concern,:宛先が完全に不明な照会状などで使う定型(非常に堅い)
迷ったら、初回は Dear、返信からは相手の書き出しに合わせる、という方法が失敗しません。
FAQ|手紙の英語「Dear」
Q1. Dearは異性に使うと変な意味になりませんか? なりません。書き出しの Dear は完全に定型で、恋愛的な意味はありません。ビジネスメールでも標準的に使われます。
Q2. Dearのあとはフルネームでもいいですか? Dear Emily Smith, のようなフルネームは、性別や敬称が分からない相手に対する現代的な書き方として使われています。失礼にはあたりません。
Q3. 手紙の結びはどう書きますか? フォーマルなら Sincerely, / Best regards, 、カジュアルなら Best, / Love,(家族・親友向け)などを結びに置き、その下に自分の名前を書きます。