英検2級のライティングには、英文を要約する問題が出題されるようになり、「何をどう縮めればいいのか分からない」という声が多く聞かれます。この記事では、英検2級の要約のコツを、手順・使える表現・減点パターンの3つの角度から解説します。
英検2級の要約のコツの前提|何が求められているか
2級の要約問題は、提示された英文(150語程度)を指定語数(45〜55語が目安)に要約する形式です。求められているのは次の2点です。
1. 元の文章の要点(主張と主な理由・構造)を落とさないこと 2. 本文の表現をそのまま写さず、自分の言葉で言い換えること
「短くする」だけでも「自分の感想を足す」でもなく、「構造を保ったまま言い換えて縮める」のが要約です。※出題形式・語数は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。
英検2級の要約のコツ|4ステップの手順
1. 段落ごとの役割をつかむ:多くの問題文は「話題の提示→利点→欠点(または別の視点)」の構造です 2. 各段落の要点を1文ずつ抜き出す:具体例・数字は要点ではないので捨てます 3. 言い換える:本文の語句を同義語や別の構文に置き換えます 4. 接続語でつなぐ:However / On the other hand / Therefore などで段落関係を再現します
「段落の数=要約の文の数」を目安にすると、バランスよく縮められます。
英検2級の要約のコツ|使える言い換えと接続表現
| 役割 | 表現 |
|---|---|
| 利点を導く | One advantage is that ~ / ~ is helpful because … |
| 対比する | However, ~ / On the other hand, ~ |
| まとめる | Therefore, ~ / For this reason, ~ |
| 言い換えの型 | many people → a lot of people / buy → purchase など同義語への置換 |
言い換えは全単語を変える必要はありません。キーワードの言い換え+文構造の組み替えで「写しではない」ことが伝われば十分です。
英検2級の要約で減点されやすいパターン
- 本文の文をほぼそのまま写す(言い換え不足)
- 具体例を要約に含めて語数を圧迫する
- 自分の意見・感想を書き足す(要約に意見は不要です)
- 語数の大幅な超過・不足
- 段落の一部だけを要約して構造が崩れる
特に「意見を書いてしまう」のは、意見論述問題との混同で起きる典型ミスです。要約問題では自分の考えを一切入れません。
英検2級の要約を練習するときの手順
要約力は、書きっぱなしにしない練習で伸びます。
1. 時間を測って書く:本番の時間配分(ライティング全体の中で要約に使える時間)を意識します 2. 模範解答と構造を比べる:使った表現ではなく、「どの要点を拾ったか」を比較します 3. 拾い漏れた要点に印を付ける:自分が落としやすい情報のタイプ(対比・理由など)が見えてきます 4. 同じ問題をもう一度書く:2回目は言い換えの質を上げることに集中します
週1本でも、この手順で2か月続ければ、要点の見つけ方が体に入ります。
FAQ|英検2級の要約のコツ
Q1. 要約の練習は何を使えばいいですか? 公式サイトのサンプル問題と過去問が最優先です。形式に慣れることが得点に直結します。
Q2. 知らない単語が本文にあったら? 前後から意味を推測し、要点に関係なければ無視して構いません。要点に関わる場合も、分かる範囲の言い換えで対応します。
Q3. 意見論述と要約、どちらを先に対策すべきですか? 型が単純な意見論述を先に固め、その後で要約に取り組む順番が学習効率は高いです。
※最新の出題形式は英検公式サイトでご確認ください。(本記事の情報は2026-09-04時点のものです)